1枚から名刺作成をする3つの方法

あまりたくさん名刺はいらない人の場合には必要なときに最低限の枚数だけ印刷したいと思うでしょう。

しかし、一般的な名刺作成ではもっと大量に印刷することが多いのであまり小ロットでの印刷の仕方を知らないことはよくあります。1枚から名刺作成をする方法を知りたいという人のために、この記事では3つの方法を紹介します。


1枚だけ印刷するのは実は難しい

まず大前提として理解しておきたいのが名刺をたった1枚だけ印刷することの難しさです。大量に印刷したいときには印刷業者に依頼すれば数十枚、数百枚、あるいは数千枚という単位で印刷してもらうことができます。多くの印刷業者では最低ロット数が100枚になっているので、1枚だけ欲しいとなるとかなり無駄なコストがかかってしまうでしょう。

また、最近ではアプリで名刺を作成してコンビニで印刷するというやり方もよく選ばれています。気軽に少ない枚数の名刺をいつでも印刷できるのがメリットですが、これでも1枚から印刷できるわけではありません。通常の複合機を使って印刷する仕組みになっているため、1回のプリントで通常は8枚印刷されてきてしまいます。

家庭用プリンターで印刷したいときにもレーザープリンターはもともと名刺サイズに対応していないのが普通で、インクジェットプリンターについても縁なしで名刺サイズに対応している機種はあまりありません。このような状況があることを念頭に置いて、どうやったら1枚から印刷できるのかを確認していきましょう。

1枚から対応している業者に依頼する

一般的には業者に依頼すると100枚以上の名刺を印刷しなければなりませんが、業者によっては1枚から対応してくれます。街中にある昔ながらの印刷業者に相談してみると1枚だけの印刷も快く引き受けてくれることがあるでしょう。

また、インターネット注文を受け付けている印刷業者の中にも1枚から対応しているところがいくつもあります。近くに手頃な印刷業者がない場合にも全国対応している業者があるので依頼することが可能です。インターネット注文の場合には依頼してから到着までに数日はかかってしまうことや、送料の負担をしなければならないことに注意が必要です。

また、極小ロットになるので1枚当たりの印刷費用が高くなってしまい、100円以上というケースが多いのには留意しておきましょう。

カードプリンターを利用する

1枚ずつ印刷するにはカードプリンターを利用することができます。

家庭用インクジェットプリンターでもまだ縁なし印刷で名刺サイズに印刷できるものもないわけではありませんが、標準機能として対応しているわけではないのが一般的です。

無理やり印刷する形になるのでずれてしまう、はみ出てしまうなどのトラブルも起こりやすいため、専用のカードプリンターを利用するのがベストでしょう。カードプリンターは名刺だけでなくプラスチックカードやICカード、シール紙などにも対応している高性能なものもあり、カードサイズの印刷をする機会が他にもあるなら持っておくのも良いでしょう。

ただ、一般的なインクジェットプリンターに比べるとニーズが少ない影響もあって単価が高いのが問題です。

名刺用紙に1枚だけ印刷する

もっと手軽に1枚から印刷したいと考えたら名刺用紙を利用して家庭用インクジェットプリンターで印刷しましょう。名刺用紙はA4の用紙1枚に8枚印刷できるようになっているのが一般的です。専用のソフトウェアかウェブアプリケーション、スマートフォンアプリなどを使用して印刷する仕組みになっていて、ぴったり枠に合うように印刷することができます。

8枚まとめて印刷できるようになっているとつい8枚印刷しなければならないと思い込んでしまいがちですが、決してそのようなことはありません。今回は左上に印刷して、次回は右上に印刷するという形で1枚ずつ印刷していくこともできます。

ただ、メーカーとしてはこのような印刷の仕方を推奨しているとは限りません。名刺を1枚だけ印刷して切り離してしまうと用紙が変形しやすくなってしまい、インクジェットプリンターで印刷するときにずれるリスクが高くなるからです。

特に隣の名刺を切り離している状態ではミスが起こりやすいので注意しましょう。また、インクジェットプリンターとの相性が悪いとつまりの原因になることもあります。印刷用紙の選び方がとても重要で、基本的には名刺を切り離しても台紙が残るタイプを選ぶことが必要です。

さらに、静かに用紙を取り込んでくれるインクジェットプリンターならつまりにくいので、プリンター選びも慎重に行いましょう。

3つの方法を比較しよう

このように3つの方法で1枚から何枚でも名刺を作成することができますが、どの方法が最も良いのでしょうか。結論から言えば、状況に応じた使い分けをするのが最も大切です。頻繁に印刷したいのであれば手元で印刷できるのがベストなので業者に印刷するのは避けた方が良いでしょう。

プラスチックカードなどにも印刷したいというのならカードプリンターを買ってしまうのが良い方法で、初期投資は大きくなりますが、長期的にはメリットが大きくなります。特にプラスチックカードなどのカード類に印刷するつもりがないなら、印刷用紙を慎重に選んで家庭用インクジェットプリンターで印刷するのがベストでしょう。

もし自宅で印刷することはなく、名刺もあまり頻繁に必要とすることはないのなら業者に依頼するのが簡単で低コストです。自宅で印刷しようとするとプリンターを買わなければならないだけでなく、用紙もかなり大量に買わされることになってしまうからです。

家庭用インクジェットプリンターで印刷するよりもクオリティーも高くなると期待できるので、ここ一番の舞台で使う名刺を作りたいときにも業者に依頼するのが良いでしょう。

このようにそれぞれにメリットもデメリットもあるため、どういう目的で印刷するのか、これからどのくらい名刺を印刷する機会があるのかといったことをよく考えて決めるのが大切です。

1枚だけ印刷するときには方法をよく考えよう

一般的には名刺は大量に印刷しますが、小ロットでも対応する業者はあります。たった1枚でも依頼できる業者もありますが、単価が高くて候補にできる業者も少ないことから自宅での印刷も検討するのが大切です。やり方によってメリットもデメリットもあるため、これからどのようにして名刺を作成していきたいかをよく考えて決めましょう。